はらぺこいわむし

いろんな感想とちょっとした感情

2018/9頭 まさご座

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幸奈さんの休業前ラスト週、そしてアゲハさんのお誕生日週でした。幸奈さんプロデュース香盤ということでベテランさん揃いで踊る踊る。楽日には後輩の踊り子さん達もみえて幸奈さんはほんとに慕われてるなって思った。泣いたら視界が悪くなるから、しばらく幸奈さんのステージを見ることができなくなるんだから、幸奈さんが踊りきるまで絶対泣かないって決めてたのに駄目でした。たぶん私は映画館よりもライブハウスよりもコンサートホールよりもストリップ劇場で泣いてる回数が圧倒的に多いと思う。

 

・夕樹さんはここのところ格好いい演目ばっかりでかっこいい。なんという幼稚園な感想か。でも格好いいものは格好いいんだからしょうがないじゃないか。踊り子さんの羽根の大きな扇ってすごく優雅に見えるんだけど今回の夕樹さんの扇さばきはドかっこいい。武器にすら見える。羽根の間から手をバッて出すところがあるんだけどそこ好き。激しいダンスからのベッドは一転してしっとりとする。少女らしさすら感じられる可愛らしい水色のベッド着で空に視線を向けるときの寂しそうな表情で「格好いい女」から「弱い女性」になるところめっちゃいい。最近まさごはトップの踊り子さんもお写真撮れる時があって、前から夕樹さんかっこよくて写真撮りたかったから2ショ撮られて本当に嬉しかった。夕樹さんはオープンも豪快でかっこよくて毎回燃え尽きるほど出し切ってお客さんを盛り上げてくれるから好き。

・ゆきみ愛さんは季節ものとダンスバリバリのやつの2種類を毎回用意されてる気がするんだけど今回自分がツボったのは白黒赤のドレスのダンスバリバリ演目の方。ダンスバリバリ演目ってなんかもっと他に言いようがないんか語彙力をママのお腹の中に置いてきたんか。話が逸れた。一曲目と二曲目の繋ぎがハイパーかっこいい。何回も言うけどゆきみ愛さんの体を融かしていくようにベッド入りするのたまらん好き。柔らかくとろけていくように体を沈ませていくけどあれ絶対かなり体鍛えてないとできないよ。もう一つ見られたものは夏の終わりを感じさせられる演目でお衣装がたぶんハイビスカス柄だったのと小道具がひまわりで夏の花に彩られてたけど、ベッド着の淡い黄色が秋の始まりを匂わせて「そっかもう9月か」と思った。オープンの時に常連さんの顔を真顔でじっと見つめてからにこって笑うゆきみさんに毎度きゅんとします、おちゃめ。余談ですが私は女の人の日焼け跡が大好きです。

・園田しほりさんは3つ演目が見られてその3つともがかっこよかった!楽日では眼帯外したお姿も見られて安心しました。眼帯付けたことがないからわからないけどやっぱり視野は狭くなるだろうし普段はないものへの違和感でストレスだって感じると思うのにばりっばりに踊ってた。私はこの記事中に何回ばりばりばりばり言うんじゃマジックテープか。でも園田さんってダンス量本当に多いと思うんだけどすっごい軽やかに舞うんだよ、踊るっていうか舞うの。風とか水とかそういう自然の綺麗なものが踊ってるみたいな。園田さんに「体重0kgです」って言われても普通に納得する。白のオールインワンで選曲が心抉る演目があって、園田さんの眼帯も相まって生きていくことの痛みを感じさせられました。赤いドレスの演目は見たことのない大人の女な園田しほりさんの表情が見られてステージ見てるだけなのに緊張するほどだった。もう1つの白いドレスの演目はまじえんじぇーならぬまじう゛ぃーなーす。衣装からのちら見せ加減もなんていうか下品さが一切なくてむしろ「女神様のッ!柔肌をッ!見てしまったッ!」っていう謎の感情に襲われる。オープンで「おんなのひと\ /」って見つけてやってくれるのすっごい嬉しくて自分も園田さんに「おんなのひと\ /」ってやっちゃう、ンガワイイッ゙。

・休業前ラスト週の松本幸奈さん。「アイシュウ」「Fire」ともう一つタイトルを聞きそびれてしまったお着物の演目の計3種類見られました。「アイシュウ」は髪飾りにも、着物にも扇子にも襦袢にもお花がいっぱいで幸奈さんが一つ動作をするごとに自分に良い匂いが届いて幸奈さんを飾るものも幸奈さんそのものもお花なんだって幸せな気持ちになった、哀愁っていうタイトルなのに。幸奈さんはいつも良い香りで場内に咲いてくれる。香水の名前、聞いておけばよかったな。ベッドに差し掛かると海の中へ。さざ波に足をさらわれる、んじゃなくてあの幸奈さんの足先の動きはさざ波で遊んでいるんだと思う。おい波そこかわれ。「Fire」は私の好きな演目です。そのタイトルどおり綺麗なドレスと羽扇子で美しく舞う紫の火と、見ている人を火照らせてしまいそうな激しい赤い火の二つが合わさって幸奈さんの炎になる。痛いくらいが丁度いいと自分を奮い立たせるような幸奈さんの立ち上がりがすごくかっこいい。あとベッドの幸奈さんが楽しそうで可愛いんだなこれが。ごめんなさい楽日4回目に見た演目は私の涙腺がぶっこわれて「綺麗だった」ことしかわかりません。本当に何泣いてんだよってかんじです、目に焼き付けなくちゃいけないのに泣いたら涙が邪魔じゃんね。でも幸奈さんのことだからきっと「今のステージよりも万全の状態になった時のステージの方を焼き付けてよ」って言いそうだからその時が来るまでに涙腺を鍛えておこう。せめてと思ってステージ写真を買った。ポーズきる頃にはもう目からどぼどぼでポーズ一つ決まるごとにどぼどぼどぼどぼどぼして案の定次の日まぶたがぱんぱんに腫れてました。リボンさんもすっごいすっごい綺麗でした。

・浅葱アゲハさんも3つ演目見られました!新作はネタバレNGかなと思ってアゲハさんに「ブログに感想を載せたいのですがまだ書いちゃ駄目な演目はありますか」と聞いたところ「ないです!」と。でも解釈違いとかまっさらな状態でステージ観たいよって方はこの先読まない方がいいです。アメリカンなお衣装で始まる方は序盤のポップでキュートなダンスシーンからは予想できない恋する女の子のもやもやを詰め込んだ演目でした。青いガウンでリングに体を預けるアゲハさんが瞳からこぼれる涙そのものに見えたり、ポップコーンのしょっぱさが涙のしょっぱさに繋がっていくのかなって考えたり。返事が来ない時間は女の人にとってこういうことなんすよ、全国の想われ人~!ピッピカチュ~!!フェアリーな演目ではまたアゲハさんの凄技エアリエルが炸裂。あれはなんていうの!あのですね、ポールがですね、浮いててですね、あの、ええととにかく棒ですごいことする。お耳が最高にかわいいし何よりアゲハさんに羽がどちゃ似合う、だってそりゃアゲハさんだもの。メルヘンかと思いきや…あー自分が壊したものを見つけてしまった時のォんんんんん。「侍女」では偶然なのか狙ったのかわからないけど銃口が一度アゲハさんの後頭部に綺麗にこつんってあてがわれてそこにぞくぞくした。

 

あとこれはステージのことでもなんでもないことなんですけど、幸奈さんのお手伝いに来ていたかすみ玲さんが涙の止まらない私の頭をくしゃくしゃ撫でてくれて、忙しいなかかけてくれた優しさがすごく嬉しかったです。本人には届かないかもしれないけれどありがとうございました!

楽日すべてのステージを終えた幸奈さんが「不完全燃焼では引退できない」って言っててこんなに格好いい人だから惹かれて当然だし、ちゃんと待っていられると思った。どうか、幸奈さんのお膝がよくなりますように。大好きです。